シャクリ釣りの場合のPEラインとリーダー



中錘を使ったしゃくり釣りの場合、普通のエギングと異なり、PEラインとリーダーを直結する必要がありません。PEラインをダイレクトに中錘に繋ぎ、中錘とリーダーを結ぶこともできるからです。

 

ただ、PEラインは伸びがなく、しなりがないのでダイレクトに中錘とつなぐと、シャクリ具合によってはPEと中錘が絡むことがあります。ですから、中錘とPEラインの間にもリーダをつないでおくことをオススメします(もちろん私もしています)。

 

PEラインとリーダーを直結するのは慣れれば釣り場でもできるのですが、中錘の重さをかけてシャクる釣りですの結束力の強いノットを採用する必要がありますね。ですから、おうちでの準備段階でリーダーを結んでおくことが得策です。

 

結束方法で推奨はFGノットですが、慣れるまでは少し難しいかもしれませんね。このFGノットが簡単にできるということで、すごく評判になり売れた道具にEZノッター(NEW) というのがあります。慣れるまではこういう道具を使うと良いと思いますよ。私は楽なので今でも使ってます(^^;



EZノッター(NEW)

 

最近は、PEラインのサイズはエギングやタイラバでどんどん細いラインが使われるようになり、0.4号から0.8号が主流となっています。実際、細いほうが水切りがよく、床に落として誘うタイラバでは有利に働きます。

 

私もタイラバでは EXXA0.3号という現状では一番細いPEラインをメインにして、G-Line  0.8号 1.0号を使っています。

 

この EXXA0.3号は、他のPE1号に匹敵する15LB(6.8kg)の強度をもち、8本撚り高密度の超高品質PEラインなので、その使い勝手は抜群なのですが、、、、、、

値段がね、ちょっと懐に痛いです。

こっちの、G-Line  0.8号 1.0号は、4本よりですが、0.8号で14LB/6.4kg、1号で16LB/7.3kgの張力を持ちます。

値段は先ほどの0.3号の1/3以下ですから、コストパーフォマンスはいいですね。



 

リーダーを使う場合はPEラインとリーダーのバランスをとっておかなければならないのはご存知のとおりです。

 

リーダーとするナイロン糸は下の表のようになっていますから、

ナイロン号数 張力
2号 8lb/3.6kg
3号 12lb/5.4kg
4号 16lb/7.2kg
5号 20lb/9.0kg
6号 22lb/9.9kg
7号 25lb/11.3kg
8号 28lb/12.7kg
10号 35lb/15.8kg

PEラインの張力とのバランスを考えてリーダーを選ばなければなりません。

先ほどの私が使っている上記の0.3号のPEラインであれば、リーダーは3号まで、0.8号も同じ3号、1号で4号までとなります。

 

ただ、中錘を使ったシャクリ釣りと普通のエギングでは、根がかりの可能性がかなり違います。船が移動しながら頻繁に水深が変わり、アオリイカがいる根磯周りを攻めますので、エギが根がかりする可能性は高くなります。ですから根がかりをした時にエギの回収率を上げるためには、最低でも9kg位の張力が欲しいところです。これくらいあれば、根がかりしたときにカンナが伸びて、回収率を高めることができるのです。

 

ですから、私は、リーダーは5号、PEは1.2号というバランスを取りたいのです。

 

私は、アオリイカのシャクリ釣りの場合は、このPE1.2号(24lb/10.8kg)にリーダー5号(20lb/9.0kg)というシステムを用意していきます。

 

 

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