シャクリ釣りの竿の取り扱い



アオリイカのシャクリ釣りの場合、シャクリが重要であることはわかっているのですが、釣りをしている間、ずっとシャクリ続けることは大変ですよね。

 

私も、いろいろな竿を使ってみましたが、意識してしゃくっている間は問題は少ないのですが、無意識というか注意散漫な時間帯にシャクリをしていると道糸が穂先に絡むなどのトラブルが結構起こります。

 

外ガイドの竿では特にこういうトラブルはつきものといってもよいでしょうね。私は出来るだけ軽い竿で中通しの竿を使うことでトラブルを少なくしているのですが、それでも油断していると穂先に道糸が絡んでしまうので情けなくなることもあります。

 

外ガイドの方が穂先の感度の点では優れているものも多く、ダイワのスーパーメタルトップなどを使えば小さな当たりも明確になるんだろうと思います。このスーパーメタルトップを使ったティップラン用の竿が出ており、テレビなどでも使っているのを見ますが、若い初心者の女性でも簡単にアタリを取っているのは羨ましいと思いますね。

 

今、出ているもので、最高級の竿はダイワ(Daiwa) エメラルダス EX AGS88L/M-SMTiconでしょうね。ただ、正直シャクリ釣りで船で使うにはもったいないようにも思います。

 

外ガイドを使ってしゃくる場合は、シャクったあと、振り上げた位置で竿を止めず、すぐ振り落とします。その時、竿の上でループになった道糸を前に投げ出すようなイメージを持つと道糸が竿にまとわりつかず、海上に浮かびます。

 

これを無意識にできるようになれば、シャクリ釣りでもトラブル無しに釣りができるのですが、風があるなどの気象条件も加わりますから、結構大変です。

 

シャクリ幅は長いほうが大きくできますし、大型のアオリイカの引き込みも竿でいなすことはできますが船の上での取り扱いですから、長さも3mまでが一つの目安になるでしょうか。

 

外ガイドでも、中通しでも先ずはトラブルの少なく扱える竿を選び、しっかりとシャクルことができるようになることが大切です。

 

 

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