アオリイカのシャクリ釣り エギ選び



中錘を使ったアオリイカのシャクリ釣り。

釣れると楽しい釣りであることは間違いないのですが、遊漁船での釣り、特に乗合船の場合は出船からポイント選び、釣座選びまで自分で決定することは難しく、決められた条件の中での釣りです。

この状況で、他の釣人へ迷惑にならないように自分なりの工夫をすることが釣果を伸ばす秘訣となるでしょう。

いかに、状況に合わせて試すことの出来る引き出しを沢山持てるか。ということです。

良く、エギの色やメーカーに拘る人もありますが、釣れるエギというのは、その釣り場でアオリイカにいかにアピールできたかということで、色そのものではありません。

アオリイカが色盲かどうかは別にしても、水深10mで赤色の波長の光りは、グレー系と識別できないという事実があるように、赤外線>赤>黄>緑>青>紫という順で50m以上になれば色の識別は出来ないといわれています。

そのときの海中の状況によって最もコントラストがはっきりと見えること。これは色というより光の反射と吸収で周りから識別されるのですね。光を吸収する色であれば、コントラストは周りの明るさとの比較で識別できるということ。

光を反射する素材や、発光する素材は光の方向性を変えるのでアピール度は高くなるようです。

講釈はともかく、水の中の明るさ、深さによってはっきりと見える色が変わるから、いろいろ試してみるとしておきましょう。

後は沈下するときの姿勢と、静止するときの姿勢。しゃくって動いたあと、アオリイカは沈下するエギを見ており、触手で捉えるチャンスを狙っているわけですから、安定した姿勢で沈下し、静止すればそれだけイカが乗ってくるタイミングが作れます。

この辺りがエギを選ぶポイントとなるのではないかと思っています。

メーカー、ブランドによってそのエギのフォルムが違っていたり、フックを掛けるリングの位置が違っていますからここが最初のポイントとなりますね。

色は、下地のカラーが光を吸収するタイプなのか、反射するタイプなのかそれと外地の組み合わせで、何種類か準備をします。

私の場合は3種類くらいの色目で、サイズ違い3種類、後は、最も使う3.5号は同じモノを2つ入れておきます。これはロスト対策です。

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